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男性不妊

  • 不妊は、女性だけの問題と考えられがちですが、不妊症の約30%は男性側にも原因があります。そのため、当院では妊活の早い段階で男性も検査をされることをお勧めしております。

当院で可能な男性不妊の検査
  • CASA精液検査 (Computer-aided sperm analysis)

CASA(精子運動解析装置)を用いて精液に含まれる精子の数や運動率などを調べ、受精能力を評価します。

目視で行う方法と比べて精度が高く、精子の運動学的な多数のパラーメータを数値化できます。

 

  • 精子 DNA 断片化指数(DFI: DNA fragmentation Index)

DFIはどの程度の割合で精⼦のDNAが損傷しているのかを測定する検査です。

精子は加齢や禁煙、精索静脈瘤などが要因による酸化ストレスでダメージを受け、精子のDNAが損傷することがあります。DFIが高い場合、受精率、胚発生率、妊娠率が低下したり、流産のリスクや子の異常の頻度が高くなったりすることが報告されています。

当院で可能な治療:ワンストップ治療

男性が無精子症あるいは乏精子症と診断された場合、当院では「ワンストップ治療」を行っております。当院は生殖医療と泌尿器科の両方の専門性を持つ名医と提携しています。このネットワークを活かし、ご夫婦が同時に当院で手術を受けられるように、生殖医療泌尿器科専門医を当院に招き、夫の精子と妻の卵子を同日に採取し、卵子と精子を顕微授精 (ICSI)します。このワンストップ治療により、長距離輸送や精子融解のリスクが減少し、受精の成功率を大幅に向上させ、妊娠率を高めることができます。

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